ヘルプセンター

SmartClipboard の基本的な使い方、設定、トラブルシューティングをご案内します。

はじめに

  1. インストール:ページ上部の「Windowsにインストール」リンクからセットアップ(.exe)をダウンロードして実行してください。インストールには数分かかる場合があります。必要空き容量の目安は 約 1.3 GB(インストール時の一時展開で同程度の空きが必要になる場合があります。推奨 3 GB 以上)です。
  2. 起動:タスクトレイにアイコンが表示されます。右クリックで各種メニューにアクセスできます。
  3. 初期設定:トレイメニューから「設定」を開き、保存件数・テーマ・ホットキー・データ管理などをお好みに調整します。

履歴を探す・貼り付ける

履歴ウィンドウで検索して、Enter でコピー、または貼り付けできます。画像やファイル、テキストに対応しています。

テンプレート(お気に入り)

よく使う文面やスニペットをお気に入りに保存。タグやフォルダで整理し、すぐに呼び出せます。

OCR

画像やスクリーンショットからテキストを抽出します。初回は OCR エンジンの準備に時間がかかる場合があります。

ウィジェット表示

画面端にピタッと固定できる透過ウィジェットで、作業の邪魔を最小限に抑えます。通常表示/ウィジェットはワンクリックで切替可能です。

ショートカットとホットキー

グローバルショートカットは、設定ダイアログの「外観・ホットキー」タブから確認・変更できます(初期値はバージョンや環境により異なる場合があります)。

  • 履歴ウィンドウの開閉、ウィジェット切替、OCR 実行などの主要操作にホットキーを割り当てられます。
  • 入力が競合する場合は、他アプリのショートカットと重ならない組み合わせに変更してください。

履歴が保存されない

  • シークレットモードがオンになっていないか確認してください。
  • 保存上限に達している場合、古い順に自動削除されます。必要に応じて上限を調整してください。

ウィジェットが見えない/操作できない

  • 一時的に通常表示へ戻すか、再配置してください。
  • マルチモニタ環境では、別ディスプレイに表示されていないかご確認ください。

OCR が動作しない

  • 初回はエンジン初期化に時間がかかる場合があります。しばらくお待ちください。
  • ネットワーク環境によりモデル取得が必要な場合があります。

ショートカットが反応しない

  • 別アプリと競合していないか確認し、設定で割り当てを変更してください。
  • 設定変更後はホットキーが再登録されます。反映されない場合はアプリを再起動してください。

データとプライバシー

SmartClipboard はローカルの SQLite データベースに履歴を保存します。クラウドへ自動送信されることはありません。

データの保存先やキャッシュの管理は、設定ダイアログの「データ管理」タブから確認・操作できます。

SQLite バックアップと復元

以下の手順でデータベースを安全にバックアップ/復元できます。

バックアップ(推奨)

  1. アプリを完全に終了します(タスクトレイのアイコンを右クリックして終了)。
  2. 保存先フォルダ(履歴データが保存されているフォルダ)を開きます。
    • 方法A: タスクトレイのアイコンを右クリック →「設定」→「データ管理」→「保存先フォルダを開く」
    • 方法B: エクスプローラーのアドレスバーに %LOCALAPPDATA%\\SmartClipboard と入力して Enter(例: C:\\Users\\<ユーザー名>\\AppData\\Local\\SmartClipboard\\
    保存先を変更している場合は、そのフォルダを開いてください。
  3. 次のファイルを同じタイミングでまとめてコピーします:
    • メインのデータベース: *.db
    • ジャーナル/共有メモリ: *.db-wal*.db-shm(存在する場合)
  4. コピーしたファイルを外付けドライブやクラウド等の安全な場所に保存します。

復元

  1. アプリを完全に終了します。
  2. 保存先フォルダ(履歴データが保存されているフォルダ)を開きます。
    • 方法A: タスクトレイのアイコンを右クリック →「設定」→「データ管理」→「保存先フォルダを開く」
    • 方法B: エクスプローラーのアドレスバーに %LOCALAPPDATA%\\SmartClipboard と入力して Enter(例: C:\\Users\\<ユーザー名>\\AppData\\Local\\SmartClipboard\\
    保存先を変更している場合は、そのフォルダを開いてください。続けて、念のため既存の history.db(および history.db-wal/history.db-shm があれば)を別の場所に退避するか、history.db.bak などにリネームして保護します。
  3. バックアップしておいた *.db上書きコピーします。*.db-wal*.db-shm が同じバックアップ時点で揃っている場合はそれらも一緒に上書きしてください。
  4. アプリを起動し、履歴やお気に入り等が期待通りに表示されるか確認します。

注意:バックアップ/復元時は必ずアプリを終了してください。*.db-wal*.db-shm は WAL モード利用時に生成される補助ファイルです。これらが存在する場合、同じ時点のセットで扱うと安全です。

ライセンス / 規約

同梱ライブラリのライセンスはアプリ内の「バージョン情報」タブでもご確認いただけます。

サポート

問題が解決しない場合は、以下の情報を添えてお問い合わせください:

  • ご利用のバージョン(設定ダイアログの「バージョン情報」で確認可能)
  • 発生手順・スクリーンショット
  • 設定内容(可能な範囲で)

サポート窓口は準備中です。公開後に本ページからご案内します。

関連リンク